Jewel Renderer マニュアル -リファレンス-

Jewel Renderer マニュアル -リファレンス-

 

プロパティ

Color

材質内部の色です。

光が内部を通過した距離に応じて元の色に乗算されます。

Alphaは色の「濃さ」を表します。
Alpha=0のとき、無色透明となります。

 

MaxReflectionCount

内部で光を反射させる最大回数です。

1~20が有効な値です。

GPU負荷に影響があります。

 

Environment

反射光 / 透過光の色をサンプルするためのCubeMapです。

外環境となるべく近似するものが好ましいです。

 

Refractive Index

物質の屈折率です。

光が物体に出入りする際にどの程度方向を変えるかを表します。

空気:1.0

水:1.3

ダイヤモンド:2.4

くらいの値です。

 

Base Reflection

垂直な入射光が反射される割合です。

 

Prism

チェック時、光がR/G/Bで構成されると仮定しそれぞれ異なる屈折率で軌跡のシミュレーションを行います。

GPUへの負荷が3倍近い値になります。

 

MergeSimilarPlanes (ver 1.01~)

チェック時(デフォルト)、同一平面上のトライアングル(クアッド)をまとめて処理することで高速化を行います。

 

AutoCaptureEnvironment (ver1.02~)

チェック時(デフォルトではOff)、Update毎にキャプチャーを行います。

これは負荷の高い処理です(負荷はキャプチャー解像度に依存します)。

キャプチャーの解像度はCaptureEnvironmentSizeによります。

 

CaptureEnvironmentOnSetup (ver1.02~)

チェック時(デフォルトではOff)、Setupの際にキャプチャーを行います。

このとき、Cubemapを準備する必要がありません。

キャプチャーの解像度はCaptureEnvironmentSizeによります。

 

CaptureEnvironmentSize (ver1.02~)

キャプチャーの解像度を指定します。

2のべき乗(256, 512, 1024など)が好ましいとされています。

解像度が低いほど高速にキャプチャーできます。

 

Functions

Setup()

それぞれのプロパティをマテリアルに反映させます。

この機能はコンテキストメニューで使用できます : 

歯車ボタン->"Setup"

 

ApplyNumericParameters()

数値系のプロパティのみをマテリアルに反映させます。

Setup()に比べて低負荷です。

Mesh (MeshFilterコンポーネントの設定) や prism プロパティを変更した場合、

Setup()を使う必要があります。

この機能はコンテキストメニューで使用できます : 

歯車ボタン->"Setup"